ブランクがある看護師の方が抱える不安や悩みについて

復職を目指す看護師の方が悩まされやすいのが不安です。
代表的な不安は、本当に復職できるのだろうか、復職後にうまくやっていけるだろうかというような、看護師として働くことに関するものです。

最新の医療現場に対応するための勉強は必須です。
しかし、勉強を行ってもなお不安が拭えないのであれば、ブランクがある看護師をターゲットとしている復職支援セミナーに参加するのもよいでしょう。復職支援セミナーに参加し、座学で知識を得たり、実務研修を行ったりすれば、仕事に対する不安を和らげることができます。

もう1つの代表的な不安は、出産や子育てといった家庭の事情などの理由で離職した人の場合、こちらの不安に悩まされるケースも珍しくはありません。
子育てが一段落したので、看護師として復帰したいと思っても、預け先が見つからなければ仕事を始めるのは困難です。待機児童の問題は地方によってだいぶ差があり、預け先を見つけられないなんてことが起こりにくい地方もあれば、東京のように待機児童の問題が極めて深刻な地方もあります。基本的に、都会では子供の預け先を見つけるのが難しく、預け先が見つからないという不安を抱えることになりがちです。

また、コロナウイルスと共存していく社会では、看護師という仕事への復職に対し、家族から反対の声が挙がってしまう可能性もあります。
家庭の事情による不安は解決するのが難しい、非常に厄介な問題ですが、いずれにしても理解を得られるように、冷静にご家族との話し合いを進めてください。